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ビットアイルが英Canonicalと提携、ホステッド型プライベートクラウドサービスを提供

 株式会社ビットアイルは3日、英CanonicalのOpenStackソリューション「BootStack」を利用し、顧客専用環境のプライベートクラウドでありながら、ITインフラ資産を保有する必要がなく、月額課金のサービスとして利用できる、ホステッドプライベートクラウドソリューションを提供すると発表した。

 新ソリューションのベースとなるBootStackは、Canonicalが提供するOpenStack導入・運用支援サービス。OpenStackを使ったクラウド環境の構築・運用を、Canonicalがユーザー企業に代わって行うほか、トラブル対応などのサポートも24時間365日受けられるため、自前でエンジニアを確保できない場合でもOpenStack環境を手軽に利用できるという。

 ビットアイルでは、研究開発を行う専門組織のビットアイル総合研究所を2011年に設立し、OpenStackの技術的な実証実験や検証、OpenStackを活用したグループ向けクラウド基盤の構築、OpenStackのテクニカルトレーニングなど、OpenStackに関するさまざまな取り組みを行ってきた。今後も、OpenStackの検証・実証環境の提供やIT活用の支援などを行っていくとしている。

石井 一志