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バッファロー、ウイルスチェック機能付き「テラステーション」の新モデル

ラック型4ベイ、デスクトップ型8ベイモデルなど5製品

 株式会社バッファローは、企業向けNAS「テラステーション」において、ウイルスチェック機能を搭載した5製品を、2月中旬より発売する。トレンドマイクロのウイルス対策製品を搭載し、5年間の自動更新ライセンス付きをバンドルした。

 今回提供されるのは、ラック型の4ベイタイプ(16TB)、デスクトップ型の8ベイ(32TB)、6ベイ(12TB)、4ベイ(8TB)、2ベイ(4TB)の各製品。NAS向け組み込み型セキュリティソリューション「Trend Micro NAS Security」を搭載し、5年間の自動更新ライセンスをバンドルしている。

 リアルタイムスキャン機能によって、保存するデータを常時監視し、ウイルス感染したファイルが保存された場合には、すぐ隔離・駆除を実行でき、ウイルス定義ファイルは自動的に更新されるので、運用の手間もかからないという。

 ハードウェアは、各製品ともデュアルコアのAtomプロセッサ(1.86GHz)と2GBのDDR3メモリを搭載し、快適な利用が可能。2台のNASへ自動的にデータを二重保存し、障害発生に備える「フェイルオーバー」「レプリケーション」や、クラウド保存で災害からデータを守る「オンラインストレージ連携」などのバックアップ機能も備えている。

 加えて、ディスクには長時間稼働に適したNAS専用HDDを採用していることから、信頼性も向上しているとした。

 価格例は、ラック型の4ベイタイプが56万9000円(税別)、デスクトップの8ベイタイプが81万円(税別)、4ベイタイプが27万1000円(税別)など。

ラック型の4ベイタイプ「TS5400RN1604V5」
デスクトップ型の8ベイタイプ「TS5800DN3208V5」

石井 一志