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キヤノンITS、VMware ESXi 5.5上で動作するソフト型UTM

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は16日、仮想基盤上で動作可能なソフト型UTM製品「SECUI MF2 Virtual Edition」を発売した。

 韓国サムスングループが開発するUTMアプライアンス「SECUI NXG」を基に、アプリ可視化・制御、DDoS対策エンジン、Webアプリファイアウォール(WAF)などの機能を搭載した「SECUI MF2」の仮想アプライアンス版。新規・既存の仮想基盤上に容易に展開が可能。対応する仮想化基盤はVMware ESXi 5.5。

 管理画面、製品マニュアル、技術資料の日本語化などでSECUI社と協力し、日本のユーザーが使いやすい製品を実現した。また、Cyren(旧Commtouch社)のアンチウイルス、ジランソフトのアンチスパム、ALSIのWebフィルタリングなど実績のある各エンジンを採用している。

 FWとIPsec-VPNが利用可能な「FireWallモデル」と、加えて侵入検知防御・DDoS対策、アンチウイルス、アンチスパム、Webフィルタリング、WAFも利用できる「UTMモデル」が用意される。価格はオープン。

川島 弘之