ニュース

カスペルスキー、IT資産管理・セキュリティ管理を支援する一元管理ツール

 株式会社カスペルスキーは20日、ITセキュリティ管理の強化と効率化を実現するためのツール「Kaspersky Systems Management」を同日より発売開始すると発表した。価格は、最小構成(10クライアント)で12万4700円(税別)から。

 Kaspersky Systems Managementは、IT資産管理・セキュリティ管理を統合的に行えるツール。カスペルスキー製品の一元管理ツール「Kaspersky Security Center」上のOSやアプリケーションに関する脆弱性データベースを随時更新し、管理対象のWindows端末をスキャンすることで、パッチが必要な端末を特定できる。また、該当する端末に対してパッチを強制的に適用することで、管理者の負担やパッチ未適用のリスクを大幅に軽減できるという。

 さらに、Windows端末のアプリケーションやハードウェア情報といったインベントリ管理、アプリケーションのリモートインストール/アンインストール、ソフトウェアのライセンス管理といったIT資産管理機能や、OSイメージの作成・配信、サポート業務などで必要とされるリモートデスクトップ共有といった機能も備えており、システム管理者による円滑なITサポート業務を実現するとのこと。

 なおKaspersky Systems Managementの各機能は、Kaspersky Security Centerから操作することができる。

石井 一志