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ビットサーフ、SoftLayerの環境構築支援サービス

 株式会社ビットサーフは26日、IBMのクラウドサービス「SoftLayer」を導入する企業向けに、「IBM SoftLayer環境構築支援サービス」を提供すると発表した。

 「IBM SoftLayer環境構築支援サービス」は、SoftLayerを利用した新規システム構築、既存システムからの移行を検討するユーザー向けに、現状システムの状況を調査・分析し、将来性を見据えた企画・設計・構築支援を行うもの。構築するそれぞれのコンポーネントについて、要件の一覧および設計方針を記載した基本設計書や、実際の設定内容を記載したパラメータシート、試験項目書(兼 結果報告書)を作成・納品する。またSoftLayerの管理画面操作について、30分前後の簡易的な説明を1名に実施するとのこと。

 利用シーンとしては、オンプレミスからのシステム移行だけでなく、国内と海外間のセキュアな通信により、BCP対策や相互バックアップ保管として海外のSoftLayerを利用したり、現地サイト/システムの立ち上げとデータ共有のために海外のSoftLayerを利用したり、といったシーンを想定している。

 価格例は、標準テンプレートによるサーバー構築が1台1万5000円(税別)から。また、ファイアウォール、レイヤ2スイッチ、Webサーバー(Apache)、データベースサーバー(MySQL)各1台ずつの構成で81万円(税別)から。SoftLayerの利用料金は別途必要になる。

石井 一志