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佐賀県庁、Salesforce1で農業支援へ~「イノベーション“さが”プロジェクト」

 株式会社セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース)は25日、「イノベーション“さが”プロジェクト」の一環として、佐賀県庁と「次期電子県庁システムに係る調査・研究」の農業分野における共同研究を開始したと発表した。

 セールスフォースのモバイルカスタマプラットフォーム「Salesforce1」上で構築された農業支援アプリ(サンビット株式会社が開発)の試用と効果検証を行う。佐賀県における農業の発展と継承を目指す、新しい取り組みとなる。

 佐賀県庁が推進する「イノベーション“さが”プロジェクト」は、公共サービスの質の維持向上と経費の節減を目的として、県が民間などとの共同研究を行い、行政実務に関する「知識・経験」と民間の「創意・工夫」を合わせることで、新しいサービスのあり方を創造するプロジェクト。

 佐賀県では、水田農業を中心に米麦大豆の省力生産を行うとともに、ハウスみかんの収穫量は全国1位。食糧自給率が107%と農業が盛んな県で、これまでにも農業に関する新しい取り組みを行ってきた。今回、モバイル・ソーシャル・クラウド技術を最大限に活用し、将来の農業の発展を目指す取り組みとして、Salesforce1を活用した取り組みを開始する。

 サンビット開発のアプリは、農業者に情報提供と指導を行う普及指導員のナレッジ共有を促進することで、農業者からの相談に対し、普及指導員が質の高い回答をどこからでも素早くできるようにする。また、クラウド上に情報とナレッジを蓄積することで、後継者への継承といった取り組みにも役立てるという。

 共同研究は2014年7月15日にトライアルが開始され、8月末まで実施した後、10月以降に結果を発表する予定だ。

川島 弘之