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JSOL、HANAを活用したSAPの業務ソリューションを提供

 株式会社JSOLは10日、SAPジャパンのビジネスアプリケーション「SAP Business Suite powered by SAP HANA」を活用したソリューションを提供すると発表した。

 JSOLはこれまで、いくつものSAP ERP導入プロジェクトや保守運用サービスの提供を行ってきた実績を持つほか、そうしたノウハウを集約したSAP ERPテンプレート「J-Model」を整備し、SAP ERPの効率的な導入を支援してきた。

 一方、SAPジャパンからは、インメモリーデータベース「SAP HANA」をプラットフォームとしたSAP Business Suiteアプリケーションが提供され、パフォーマンスの向上、仕組みのシンプル化、同一プラットフォーム上での分析・予測などが可能になっている。こうした中でJSOLでは、SAP HANAのメリットや特長を生かし、新たな価値の創出を実現するためのソリューションを提供するとのこと。

 まず、「SAP HANA対応アセスメントサービス」として、SAP HANA対応のメリットや効果診断、最適化拡張ポイント、改修個所の洗い出し、ロードマップ作成などを提供。また、ほかのデータベース上で稼働するSAP ERPをSAP HANAへマイグレーションする「SAP HANAマイグレーションサービス」、SAP HANAプラットフォームでのSAP ERPの新規導入を効率的に行う「SAP HANA新規導入サービス」も用意した。

 さらに、SAP HANAに対応したJSOLのSAP ERPテンプレート「J-Model for SAP HANA」を用いて、短期間、低コスト、高品質でのSAP ERPの導入を実現するとともに、「J-Model for SAP HANA」を提供する。このソリューションでは、SAP HANA活用によるメリットや新たな価値も提供できるとのことで、特に「J-Model CP(食品・消費財業界版) for SAP HANA」では、大量データ高速処理とリアル分析の両面で、より効果を発揮するとしている。

石井 一志