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IIJ、DNSサーバーのアウトソーシングサービスでAPIを公開

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は3日、DNSサーバーの運用を代行する「IIJ DNSアウトソースサービス」において、同日よりAPIを提供開始すると発表した。

 「IIJ DNSアウトソースサービス」は、ユーザーが独自ドメイン名を利用する際に必要となるDNSサーバーを、IIJが運用・管理するサービス。今回、より効率的にドメイン/DNSサーバーを管理・運用したいというニーズに対応するため、同サービスのAPIを無償で公開した。

 このAPIを用いることで、ゾーンやレコードの情報を自動で取得したり、レコードの追加や削除・更新などの操作をプログラム経由で実行したりできるようになる。例えば、ユーザーが大量のゾーンを持つ場合、設定変更をしようとすると、従来は1ゾーンごとに専用サポートページから手作業で行う必要があったが、APIを利用すれば、システム側でまとめて管理・変更できるという。

 なお今後は、API経由でのドメイン/ゾーン新規契約や、ほかのサービス利用時の自動ドメイン取得といったサービス連携に対応するなど、APIの拡張を進める考えだ。

石井 一志