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「サイボウズ SP Apps 2013」発売、SharePoint版グループウェアの新版

 サイボウズ株式会社は24日、「SharePoint Server 2013」上で開発されたグループウェア「サイボウズ AP Apps 2013」シリーズを発売した。

 サイボウズとマイクロソフトは2009年9月にグループウェア製品の開発・提供における業務提携を発表しており、SharePoint Serverをベースとしたサイボウズのグループウェア製品を展開してきた。

 「サイボウズ AP Apps 2013」シリーズは、SharePoint Server 2013のグループウェア機能をさらに使いやすくするアドオン製品で、サイボウズのグループウェア製品で特に多くの顧客が利用されている機能がSharePoint Server 2013上でも利用できるようになる。具体的には、スケジュールとメッセージ・掲示板の機能を「サイボウズ SP スケジューラー」と「サイボウズ SP ディスカッション」として提供する。

 「サイボウズ SP スケジューラー」では、グループスケジュール管理、施設予約・設備予約、プロジェクト管理が可能。Exchange、Outlookの予定表とも高度に連携するという。「サイボウズ SP ディスカッション」では、SharePoint上で開発された掲示板として、宛先を階層から選択してプロジェクトメンバー限定のスレッドを作成できる。

「サイボウズ SP スケジューラー」画面
「サイボウズ SP ディスカッション」画面

 このほか、Microsoft Azure上に構築されたSharePoint Server 2013環境でも動作可能なので、顧客はさまざまな運用方法を選択できるとのこと。日本語・英語の切り替えやタイムゾーンにも対応しているため、グローバルなビジネスシーンで利用できる。

川島 弘之