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OBC、小規模法人向けの「奉行Jシリーズ」を拡充

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は15日、小規模法人向けソフト「奉行Jシリーズ」のラインアップに、「奉行J -給与編-」「奉行J -販売編-」「奉行J -仕入編-」を追加すると発表した。5月1日より販売開始する。

 「奉行Jシリーズ」は、主力製品として展開している中堅・成長企業向けERPパッケージ「奉行V ERP8」、中小企業向け基幹業務パッケージ「奉行i8シリーズ」の両シリーズよりも中小規模を対象とした業務ソフト製品群。従来は、会計ソフト「奉行J -会計編-」のみを提供していたが、今回、給与・販売・仕入れの各製品を投入することによりフルラインアップをそろえ、小規模から中堅企業まで、多くの企業層の情報システム化をカバーできるようになったという。

 奉行Jシリーズでは、全国56万社を超える企業が導入した奉行シリーズの特長である、「導入のしやすさ」「分かりやすい操作性」「高品質のサービス」といった点を受け継いでおり、小規模法人の業務範囲に最適化された製品を提供する。また、OMSS(保守サービス)で毎年プログラムの更新を行うとした。

 販売モデルとしては、従来の箱入りパッケージ販売に加え、年額利用料方式のダウンロード版をラインアップ。導入前の試用が可能な60日間無料版や、疑問点を確認・解決できる無料相談窓口も用意した。

 なお、企業の成長により業務が高度化した場合も、奉行シリーズの上位グレードへバージョンアップできるとのこと。

 価格は4製品とも共通で、パッケージ版が8万円(税別)、ダウンロード版が初期登録費用2万円(税別)、年間利用料が4万円(税別)。

石井 一志