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バラクーダの次世代FW製品、Windows Azureに対応

 バラクーダネットワークスジャパン株式会社(以下、バラクーダ)は25日、次世代ファイアウォール「Barracuda NextG Firewall」が、Windows Azureで利用可能になったと発表した。バラクーダ製品がWindows Azureに対応するのは、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)「Barracuda Web Application Firewall」に続いて2つ目。

 Barracuda NextG Firewallは、アプリケーションの可視化やアクセス制御を行える次世代ファイアウォール製品。IPアドレスやポート番号による制御、VPN、IPS、迷惑メール対策、Webフィルタなどのセキュリティ機能も備えており、UTM(統合脅威管理)製品としても利用できる。

 今回、この製品がWindows Azure上で利用できるようになったため、オンプレミスのネットワークからWindows Azureに対して、高速なサイト間リモートアクセスが可能になったほか、マルチゾーンのネットワークアーキテクチャが実装でき、一元管理機能により、管理負荷を増やさずにスケーラブルかつ冗長性のあるネットワークインフラの構築を行えるとしている。

 なお、Windows Azure環境でのBarracuda NextG FirewallはBring Your Own License(ライセンスの持ち込み)方式で利用でき、価格は、年間サブスクリプションで36万7750円(税別)から。

石井 一志