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ジャイブ、企業向けソーシャル基盤「Jive 7」国内で発売

外部連携やモバイル対応を強化

 ジャイブ・ソフトウェアは21日、企業向けソーシャルプラットフォーム新版「Jive 7」を国内で発売した。リアルタイムコミュニケーション、外部連携、モバイル対応などを強化した。価格は月額12ドル/ユーザー。

 Jiveは、企業内外の人によるコミュニティを形成し、コンテンツや人脈、ノウハウを共有する企業向けソーシャルプラットフォーム。自分の課題解決に最適な「Contents」「People」「Place」の検索が可能で、社内の文書、専門知識を持った人、グループを見つけ出せる。

 例えば、「ドライブ」をキーワードに検索すると、関連したコンテンツ、人物、グループなどがサムネイルで表示されるのだが、検索した人の属性に応じて、自動車の「ドライブ」なのか、HDDなどの「ドライブ」なのか、マーケティング用語の「ドライブ」なのか、自動的に判断して関連のあるものだけを探してくれる、きめ細かい検索エンジンが特徴という。

トップ画面
コンテンツ検索
内蔵ビューワで内容確認、コメントも書き込める
ドキュメントがどれだけ読まれたか、どんな反響があったかが分かる
ピープル検索。スキルやコミュニティの貢献度から求める人物を検索できる
プレイス検索
リアルタイム・メッセージング機能を実装

 2013年9月にTISとリコーITSと代理店契約を締結し、日本市場へ参入した。

 今回の新版では、「リアルタイム・メッセージング」機能を実装。同じグループ、ドキュメントを閲覧中のメンバーの状態を確認した上でメッセージ送信が可能となり、自然なコミュニケーションを促進する。会話の中で「@メンション」でコミュニティ上のContents、People、Placeを参照できる。

 外部連携も強化し、Google Driveとの双方向同期や、Gmailのメッセージからディスカッションを生成し、Facebook/Twitterと連携させることが可能となった。APIで独自のコネクトアプリも開発できる。

 モバイル対応ではiOS7をサポート。iPhoneのエディタで制作したコンテンツや録画したビデオをそのままネットワークに上げられる。

川島 弘之