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BIGLOBE、OSSのグループウェアを簡単に利用できる「オフィスワークお役立ちパック」

 NECビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は12日、オープンソースソフト(OSS)のグループウェア「Aipo」を、パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」上で提供する「オフィスワークお役立ちパック」を発表した。ユーザー企業側での初期構築の手間を省きつつ、BIGLOBEクラウドホスティングの料金のみ(月額9450円から)で利用できるという。

 「Aipo」は、メンバーのスケジュール管理・共有、スケジュール管理、勤怠管理、共有フォルダ、ToDoリスト、報告書送付など、社内の情報共有に必要な機能をまとめて提供するグループウェア。画面構成がシンプルでわかりやすく、直感的な操作で利用できるのが特徴という。

 今回の「オフィスワークお役立ちパック」では、基本機能に加え、オプションとなっている機能から、チャットルーム、安否確認といったニーズの高い機能をBIGLOBEが選定し、BIGLOBEクラウドホスティングで提供するクラウドサーバーにあらかじめインストールして提供する。

 ユーザー企業は簡単な初期設定をするだけですぐに利用可能なほか、スマートフォンからの利用にも対応。さらに、最新版限定機能であるタイムライン機能も提供しており、これを活用することにより、活動状況や顧客の反応などをリアルタイムで共有・把握できるとした。

 また利用環境やデータは、BIGLOBEのデータセンター内で、利用企業ごとに独立したクラウドサーバーに保存されるため、業務報告書、新製品情報といった重要情報の共有にも安心して利用できるとのこと。

 なおBIGLOBEでは、中小企業でのクラウド活用を支援する試みとして、同社が厳選したOSSをサーバー上にインストールして無料提供する「お役立ちパック」を展開しており、今回のサービスはその第2弾となる。

石井 一志