ニュース

日本HP、仮想環境の障害切り分けサポートに専任担当者任命オプション

 日本HPは30日、x86サーバーの潜在的な問題を回避するとともに、仮想環境の複雑な障害問題の解決を支援するサポートサービス「HPプロアクティブケア」の新オプションとして「パーソナルサポートオプション」の提供を開始した。システム管理者ごとに担当エンジニアを任命し、それぞれのIT環境に合わせた最適なプロアクティブサービスを提供する。

 昨今、仮想化やクラウドによってシステムが複雑化し、障害発生時の問題切り分けは一層困難となっている。日本HPは「HPプロアクティブケア」でその支援を行っているが、今回新たに「パーソナルサポートオプション」を提供することで、障害発生の可能性を低減するという。

 「パーソナルサポートオプション」では、顧客のIT環境を理解した担当エンジニアが、その環境に合うベストプラクティスを選択し、実績に基づく技術的なアドバイスを提供する。顧客は担当エンジニアとともにIT課題を明確化し、自社のIT環境のパフォーマンスを最大化することが可能となる。

 主なサポート内容は、「担当エンジニアの任命」「サポートプランの作成(年1回)」「サポートレビューミーティングの実施(年2回)」「運用と技術に関するアドバイスの提供(年3営業日)」。価格は189万円/年。

川島 弘之