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テラデータ、Teradata分析システム環境を連携する「Teradata Unity 14.0」

 日本テラデータ株式会社は3日、Teradata分析システム環境を連携する「Teradata Unity 14.0」の販売・出荷を開始した。複数の用途別Teradataプラットフォーム環境を統合管理し、投資の最適化とシステム全体の可用性を高める。

 Teradata Unity 14.0は、Teradata DWHとそれを取り巻く用途別分析プラットフォームなどが、それぞれの役割を実行しながら相互に補完し、分析環境の可用性を高められるソフトウェア製品群。

 「Unity Director」「Unity Loader」「Unity Data Mover」「Unity Ecosystem Manager」の4製品から構成され、各ソフトウェア専用のTeradataマネージド・サーバーおよび構築支援サービスと合わせて提供される。

 Unity Directorは、複数のTeradataシステム間でのクエリのルーティング、データベースの同期を行う。価格は1987万円(税別)から。Unity Loaderは新機能で、複数のTeradataシステムへの自動的な大容量アップロードを行う。最小構成価格は94万円(同)から。

 Unity Data Moverは、Teradataシステム間でのデータ移動を行う。任意のテーブル、オブジェクト、行単位でコピーが可能。価格は636万円(同)から。Unity Ecosystem Managerは、DWHのコンポーネント全体にわたる監視を行う。Teradataシステムだけでなく連携するETL/BIサーバーなど関連システムを対象に、ステータスの表示やアラート発信、フェールオーバーのサポートなどを行う。価格は481万円(同)から。

川島 弘之