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レノボ、拡張性を重視した省スペース型デスクトップPC~第4世代Coreプロセッサを搭載

ThinkCentre M83 SFF Pro(中)とThinkCentre M83 Mini-Tower(左)。右のディスプレイは別売り

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は30日、法人向けデスクトップPC「ThinkCentre M83」シリーズに、拡張性を重視した省スペース型の「ThinkCentre M83 SFF Pro」と、ミニタワー型の「ThinkCentre M83 Mini-Tower」を追加すると発表した。CPUに、Core i7-4770(3.40GHz、4コア)やCore i5-4570(3.20GHz、4コア)といった最新の第4世代Coreプロセッサを搭載できる。

 新製品のうちThinkCentre M83 SFF Proは、Small筐体でありながら、デュアルグラフィックスへの対応や、2つのHDDを搭載するなど、拡張性を追求したモデル。ディスクは2.5型と3.5型を1つずつ搭載でき、パフォーマンスを重視したSSDやSSHDと、データ保存領域を重視したHDDの、両方のストレージを利用可能とのこと。SSDは最大128GB、SSHDとHDDは最大1TBまで対応する。

 一例として、Core i5-4570、Intel Q85 Expressチップセット、4GBメモリ、500GB SATA HDD(7200rpm)、DVD-ROM、Windows 7 Professional(32ビット版、Windows 8 Pro 64ビットからのダウングレード利用)といった構成で、直販価格が11万5500円。

 一方のThinkCentre M83 Mini-Towerは、さらなる拡張性を備えているとのことで、完全受注生産で提供される。

石井 一志