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コムスクエア、データセンター向けの簡易運用支援パッケージを期間限定で提供

 株式会社コムスクエアは18日、統合運用・監視ソフトと障害情報を集約できる統合ビューア、自動音声通知サービスをパッケージ化した「パトロールクラリス IDC向け簡易運用支援パッケージ」を発表した。9月末までに受注したユーザー向けに、期間限定価格で提供するもので、価格は初年度300万円(税別)から。

 「IDC向け簡易運用支援パッケージ」は、統合運用・監視ソフトの「パトロールクラリス」と、複数の監視ツールからの情報を統合する「パトロールクラリス 統合アラートビュアー」、クラウド型自動音声通知サービス「パトロールクラリス アラートコール」をセットにして提供する限定パッケージ。データセンター内では、さまざまなシステムごとに個別の監視・管理ツールを利用している場合、このパッケージを用いると、監視マネージャ1台で数十から数千の機器を統合監視できるパトロールクラリスに環境を統一できるため、作業負荷の軽減やライセンスコストの最適化が見込めるという。

 パッケージには、パトロールクラリスの300ポイントテーブル分の費用と、300ポイントの年間使用料が含まれているほか、基本機能に限定したPING、SNMP監視(UDPポーリング)の監視モジュールと、複数拠点やシステムの統合運用が図れる監視エンジン「コントロールIP」を無償で提供する。

 また期間限定特典として、読み取り権限の画面制御が行える「リードオンリー画面テンプレート」を1マネージャ分、設定内容をインポートできるAPIも無償提供するとした。統合アラートビュアーについては、1台分のライセンスが付属。アラートコールは、100通知/月まで利用できる。

石井 一志