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富士通、企業向けPCワークステーション「CELSIUS」2モデルを発売
Xeon E3-1200 v3ファミリとNVIDIA Quadro系Kepler世代を搭載
(2013/7/11 06:00)
富士通株式会社は10日、CAD、CAEから一般オフィス業務まで幅広く利用できる企業向けPCワークステーション「FUJITSU Workstation CELSIUS(セルシアス)」の最新モデルを発売した。最新のXeon E3-1200 v3製品ファミリとNVIDIA Quadro系グラフィックスカードKepler世代を搭載した、ミニタワー型1機種とコンパクト型1機種を投入する。
ミニタワー型「CELSIUS W530」は、旧世代CPUと比べて性能が最大18%向上し、最大8スレッド同時処理が可能な「Xeon E3-1280 v3/E3-1275/E-1245 v3/E3-1225 v3」を搭載可能。マルチコア対応業務アプリのさらなる高速処理を提供する。
また、最新の3D対応グラフィックスカード「NVIDIA Quadro K4000/K2000/K600」を搭載可能。最新のCAD、CAE、解析シミュレーションなどの動作を可能にした。
一方のコンパクト型「CELSIUS J530」は、小型化と高性能を両立。体積約9.9リットルの小型サイズでありながら、「NVIDIA K2000/K600」を搭載可能。CPUは「Xeon /E-1275 v3/E-1225 v3」から選択できる。
本体に「電源連動型サービスコンセント」を標準装備。ディスプレイ電源をこのサービスコンセントに接続している場合、本体の電源をオフにするとディスプレイへの電源供給もストップし、ディスプレイの消し忘れを防止できる。
価格はいずれも20万5800(同)から。7月下旬より「CELSIUS W530」を、7月10日より「CELSIUS J530」を出荷する。