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アカウンティング・サースとウイングアーク、会計事務所向け財務会計システムのデータ活用推進で協業

 アカウンティング・サース・ジャパン株式会社(以下、アカウンティング・サース)とウイングアーク株式会社は27日、会計事務所向けの財務会計システムにおける、データ分析・活用の推進に関して協業すると発表した。

 アカウンティング・サースでは、会計事務所に所属する税理士や公認会計士向けに、財務会計システムなどをクラウドサービスとして提供する「SaaS会計事務所プロジェクト(A-SaaS)」を展開。すでに1300以上の会計事務所が「A-SaaS」への会員登録を行って、SaaS形態で提供される財務会計システムなどを活用している。

 今回の協業では、会計事務所が契約している顧問先企業の財務・経営情報などが蓄積されている財務会計システムと、ウイングアークのBIツール「MotionBoard」との連携を実現する。これによって、クラウド環境に蓄積された財務情報、および経営にかかわる重要な情報を、グラフィカルな会計レポートや豊富なチャートアイテムによりわかりやすく可視化できるため、データの分析が可能になるという。

 また会計事務所はこの仕組みを活用し、契約している顧問先に対して効果的な経営アドバイスやコンサルタントを行えるほか、リアルタイムなデータに基づいた意思決定を迅速に行えるようになるとのこと。

石井 一志