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富士通、道路点検クラウドサービス~走行中に道路の凹凸情報を自動収集
(2013/6/25 12:28)
富士通株式会社は25日、道路管理を支援するクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution 道路パトロール支援サービス(以下、道路パトロール支援サービス)」の提供を開始した。
同サービスは、スマートフォンを自動車に積んで走行するだけで、内蔵する加速度センサーにより自動的に道路の凹凸情報を収集し、クラウド上で地図情報と組み合わせることで舗装状態を簡易診断。その場所を地図上で分かりやすく表示してくれる。走行中に障害物や舗装の損傷などの異常を発見した際、作業者が現場の写真を撮影し、作業コメントと合わせて入力できるため、報告書の作成も容易に行える。
「普段の道路パトロールや車両での移動時に自動で情報収集できるため、特別な業務を増やさず」「アプリをインストールしたスマートフォンを使うため、専用機器を用意することなく」「収集したデータから相対評価で補修個所を特定できる」のが特長だ。
自治体など道路管理に携わる顧客に向けたサービスとなる。価格は月額10万円(税別)から。スマートフォンと通信費用は別途必要。