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日本技芸、Googleカレンダーを拡張する「rakumo設備予約」~ドメインをまたがった設備予約を可能に

 株式会社日本技芸は26日、Googleカレンダーの拡張サービス「rakumoカレンダー」において、設備予約管理機能を強化するオプションサービス「rakumo設備予約」を5月1日より提供開始すると発表した。

 昨今では、Googleカレンダーに付帯する設備予約機能を活用して、会議室や営業車などの設備の管理・共有を行っているケースも多く見られるようになったが、特にグループ会社でそれらを共有している場合など、会社のドメインをまたがって設備を共有、予約管理することができないといった課題があった。

 しかし今回提供する「rakumo設備予約」では、ドメイン(Google Appsの契約)をまたがった設備予約管理を実現した。管理画面において、対象となる全てのドメインに所属するユーザーごとに、任意の設備の表示・非表示をコントロールできるため、組織、職階などに応じた設備の利用制限を設定できるという。

 また、複数ドメインを利用する組織間での設備予約管理だけではなく、グループ会社の他のスタッフを検索し、一緒に予定を登録することも可能。これにより、グループ会社の予定管理を包括的に実施できる。

 価格は、1ユーザーあたり月額53円。別途、Google Apps for Business、およびrakumoカレンダーの契約が必要になる。

 なお日本技芸では、「設備の利用時間制限を行いたい」「予約可能期間をあらかじめ設定したい」という要望などにも、6月中をめどに対応していく予定とのこと。

(石井 一志)