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IIJ、ファイアウォールのマネージドサービスが次世代ファイアウォールに対応

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は2日、「IIJマネージドファイアウォールサービス」の対象品目に、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール「Palo Alto Networks PAシリーズ」を追加すると発表した。同日より提供開始する。

 「IIJマネージドファイアウォールサービス」は、ユーザー企業の社内に設置したファイアウォール機器を、IIJの専門エンジニアがリモートから24時間365日体制で運用管理するサービス。ファイアウォール機器の設定から運用、監視、保守までをIIJが一環して行うほか、機器のレンタル提供も実施している。

 今回はこの対象機器として、アプリケーションの可視化や制御に対応した次世代ファイアウォール「Palo Alto Networks PAシリーズ」をラインアップした。IIJではその理由として、FacebookやSkypeなど、多種多様なアプリケーションのビジネスでの利用が進む中で、アプリケーション経由のセキュリティ脅威が増していること、また企業のセキュリティポリシーに応じて特定のアプリケーションへのアクセスを制御したいというニーズが高まっていることを挙げている。

 メニューとしては、想定帯域に応じた3種類を用意する。利用機種は、想定帯域60MbpsのタイプCが「PA-500」、同100MbpsのタイプBは「PA-3020」、同200Mbps以上のタイプAが「PA-5020」。またこのほか、ユーザー個別に選定する「タイプS」も選択できるとのこと。

(石井 一志)