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日立ソリューションズ、ビジネスルール管理ソリューションを提供

 株式会社日立ソリューションズは29日、「ビジネスルール管理システム Progress Corticon BRMSソリューション」を、4月1日より提供すると発表した。BRMSの導入コンサルティングで実績があるブレイズ・コンサルティングと協業し、米Progress SoftwareのBRMSツール「Progress Corticon」を活用して提供する。価格は個別見積もり。

 このソリューションは、企業戦略に基づいた業務ルールの変更を業務システムへ迅速に適用する、BRMS(ビジネスルール管理システム)を構築するためのソリューション。中核となるProgress Corticonは、表形式のわかりやすい入力画面で業務ルールを定義できるだけでなく、業務ルールの変更による矛盾を検出する論理チェックや、業務システムへ反映した場合の機能チェックを通じて、より正確で作業効率の高い業務ルールを作成できる。このため、戦略に沿って業務ルールを俊敏に変更する仕組み作りが可能という。

 両社では、BRMSの導入コンサルティングから、BRMS適用の可否および効果を検証する事前評価の支援、製品操作やルールモデリング教育、業務ルールを整理しBRMSへ定義するルールモデリングの提供などにより、BRMSの構築を含む、システム構築全体をワンストップで提供するとのこと。

 なお両社は、日立ソリューションズのSI力と、ブレイズ・コンサルティングのBRMSコンサルティング力を生かし、与信や保険加入の審査がある生損保や銀行、証券分野、料金プラン変更が多い通信分野など、業務ルールが大量かつ複雑に存在し、頻繁に変更される企業に向けて、このソリューションを紹介していく考え。

(石井 一志)