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NEC、高可用環境向けLinuxサポートのラインアップにOracle Linuxを追加
~最長8年の保守を提供

 日本電気株式会社(以下、NEC)は27日、Linux OS「Oracle Linux/Unbreakable Enterprise Kernel」(以下、Oracle Linux)の一次保守サービスを同日より開始すると発表した。

 NECではこれまで、標準的なLinuxディストリビューションのOSとサーバーミドルウェアのサポートを組み合わせた「Enterprise Linux with Dependable Support」により、高可用なLinuxプラットフォームを提供してきた。今回はこのラインアップにOracle Linuxを加えて、Linuxのサポートを強化する。

 具体的には、NECのLinux開発専門要員が、NECとOracle両社で選定したOracle Linuxの特定バージョンに対し、問い合わせ対応、修正アップデート提供など、最長8年間の保守を提供するという。

 また、Oracle LinuxのEnterprise Linux with Dependable Support対応に伴い、サーバー、ストレージ、OSを組み合わせた検証済み構成である「Oracle Database高速化ソリューション」の拡充も図る。具体的には、「Express5800/スケーラブルHAサーバ」、「iStorage Mシリーズ」、高可用性クラスタソフト「CLUSTERPRO」と、Oracle Database、Oracle Linux、Oracle Linuxの一次保守サービス(最長8年間)を組み合わせたソリューションを新たに提供するとのこと。

 価格は、4.2TBモデルが8155万600円(税別)、6.3TBモデルが1億6126万6400円(税別)。

(石井 一志)