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セントレア、日本アバイアのハイエンドスイッチ「ERS 8800」を導入~高い冗長性を評価

 日本アバイア株式会社は25日、中部国際空港(以下、セントレア)が、空港のデータ通信ネットワークに日本アバイアのハイエンドスイッチ「Avaya Ethernet Routing Switch(ERS) 8800シリーズ」を導入したと発表した。

 セントレアが導入したAvaya ERS8800シリーズは、ハイエンドクラスのシャーシ型レイヤ2/3スイッチ。独自の「RSMLT」技術によって、2台のスイッチを常にActive-Activeの冗長構成にできるため、高い信頼性を実現する点が特長になっており、セントレアもこの点を評価して採用した。RSMLTを利用すれば、ネットワーク機器に障害が起こったり、ソフトやハードをアップグレードしたりする際にも、空港が提供するサービスに影響を与えることなく、ユーザーにサービス提供を継続できるという。

 また、日本アバイアのネットワーク設計思想と長期的なサポートによりTCOを削減できる点、欧州最大級の空港であるオランダのスキポール空港など、世界の国際空港での導入実績がある点も評価された。

(石井 一志)