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ビットアイル、韓国でデータセンターサービスを提供~IaaSなどのクラウドサービスも

 株式会社ビットアイルは5日、韓国のソウルでデータセンターサービスを提供すると発表した。ソーシャルゲームをはじめとする、ゲーム開発会社のアジア進出支援の強化が目的で、IaaSなどのクラウドサービスをはじめ、コロケーション、ネットワーク、ホスティング、各種運用支援といったサービスを用意する。

 ビットアイルでは、2012年11月に中国の北京でデータセンターサービスを開始し、ゲーム開発会社のアジア進出を支援してきた。今回、ソウルでサービス提供を始めるのはその第2弾で、北京データセンターと同様に、ビットアイルがサービスインフラを担当することにより、顧客企業のインフラ構築・運用の負担を軽減するという。

 なお同社は、アジアでのインフラサービスで実績を持つクララオンラインと協業し、アジア進出に関する事前コンサルティングや、アジア各国においてコンテンツ配信を行うための各種手続きの支援、サーバーなどのハードウェアの調達・保守といったサービスも提供しており、ゲーム開発事業者が海外で配信を行うために必要となるサービスを、ワンストップで提供するとしている。

(石井 一志)