NEC、専門店向けPOSパッケージ「PC-POS MATE」がタブレットに対応

　NECは26日、専門店向けPOSパッケージソフト「PC-POS MATE」において、タブレット端末によるPOS機能利用を実現するオプション機能を発売した。出荷時期は7月の予定。

　PC-POS MATEは、基本的な売上登録や返品処理などのPOS機能のほか、店舗管理や顧客管理といった機能を業務単位で利用できるソフト。今回、POS機能のオプションとして、タブレット端末でのPOS機能利用を実現した。

　同オプション機能により、1台のPOS端末やPC端末を親機とし、タブレット端末を子機として売上登録などが可能となる。例えば、タブレット端末にバーコードスキャナやプリンタなどを無線接続させ、繁忙期にPOSレジを追加する“応援POS”や、精算の列が長いときに事前に売上登録をしておく“前さばきPOS”として活用できるという。

　Webアプリケーションとして提供するため、マルチデバイス、マルチOSに対応。タブレット端末に専用のソフトをインストールする必要はなく、わずか5分程度の簡単な設定でタブレット端末をPOS端末として利用できる。

　オプション機能の価格は10万円（税別）/ライセンス。NECは専門店を中心に販売し、今後3年間で5000ライセンスの販売を目指す。