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日本オラクル、LTO 6規格準拠のテープドライブ「StorageTek LTO 6 Tape Drive」

StorageTek LTO 6 Tape Drive

 日本オラクル株式会社は18日、最新のテープ規格であるLTO 6に準拠したテープドライブ「StorageTek LTO 6 Tape Drive」の国内提供を開始したと発表した。

 「StorageTek LTO 6 Tape Drive」は、圧縮時6.25TB(非圧縮時2.5TB)、最大160MB/秒のデータ転送速度を実現する、LTO 6規格に準拠した最新のテープドライブ。前世代のテープドライブと比べ、1巻あたりの容量が約2.1倍(圧縮時)向上し、データ転送速度が15%高速化されている。また、前世代のテープドライブとの互換性も確保されているので、既存のテープライブラリを再利用することも可能だ。

 接続インターフェイスは8Gbps FCもしくは6Gbps SAS。搭載可能なテープライブラリ製品は、「StorageTek SL150 Modular Tape Library(以下、SL150)」、「StorageTek SL3000 Modular Tape Library(以下、SL3000)」、「StorageTek SL8500 Modular Tape Library(以下、SL8500)」の3機種で、全スロットでLTO-6対応テープカートリッジを搭載した場合は、それぞれ最大1.87PB、最大37PB、最大63PBのデータを格納できる。

 価格は、「SL150」向けが73万8587円(税別)、「SL3000」向けが202万6957円(税別)、「SL8500」向けが243万8045円(税別)。

 なお、「SL3000」「SL8500」については、日本オラクルの大容量テープドライブ「StorageTek T10000C」に対応しており、同一筐体内に「StorageTek LTO 6 Tape Drive」と混在することも可能としている。

(石井 一志)