富士通システムズ・イースト、ビジネス向けメールシステムにMySQLを採用～高い検索性能などを評価

　日本オラクル株式会社は12日、株式会社富士通システムズ・イーストが、メールソフト「SYNCDOTシリーズ」の組み込みデータベースとして「MySQL Standard Edition」を採用したと発表した。「SYNCDOTシリーズ」ではこれによって、高速な検索による高い評価を得られているという。

　富士通システムズ・イーストでは、2003年4月からオープンソースデータベースであるMySQLの活用を開始しており、ビジネスユーザー向けのメールシステム「SYNCDOTシリーズ」にMySQLを採用している。

　活用の大きな理由は、数十万件のデータでも劣化しない表示・検索性能や、組み込み用のライセンス体系が用意されている点。また、Rubyやオープンソースソフトの活用を推進しているため、MySQLとRubyの親和性も評価されたという。

　なお同社は今後、2013年秋に向け、「SYNCDOTシリーズ」のすべての製品をMySQLの最新版にバージョンアップする予定にしているとのこと。