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キヤノンITS、Windows/Linuxに対応したサーバー向けウイルス対策ソフト「ESET File Security」

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は22日、スロバキアESETのWindows/Linuxサーバー向けウイルス対策ソフト「ESET File Security for Linux/Windows Server」を国内で販売すると発表した。2月1日より出荷開始する。

 「ESET File Security for Linux/Windows Server」は、Linux、Windowsの双方に対応したサーバー向けウイルス対策ソフト。両環境において手動検査(オンデマンド検査)、常駐検査(オンアクセス検査)、感染ファイルの自動駆除、スケジュールスキャンなどを行うことができる。

 なお、同製品に含まれるWindowsサーバー用プログラム「ESET File Security for Microsoft Windows Server」では、Windows Server 2012 Essentialsに対応したことで、Windows 2000 Server以降の主なWindows Serverをカバーするなど、より広い環境の保護が可能になった。また、インストールした環境のOSやアプリケーションを自動認識し、認識したアプリケーションについては最適な除外設定を追加する「サーバー保護機能」も利用できる。

 一方、今回より新たに提供開始されるLinuxサーバー用プログラム「ESET File Security for Linux(英語版)」は、従来のESET製品と同様、高いヒューリスティック機能を持つThreatSenseテクノロジーを搭載しているので、未知のマルウェアでも高い確率で検出可能とした。対応するLinuxは、Red Hat Enterprise Linux 5/6、SUSE Linux Enterprise 10/11 SP1まで、CentOS 5/6。

 1ライセンスあたりの価格は、新規(最初の1年間)が2万円(税別)、更新が1万円(税別)/年。保有ライセンスの範囲内で、Windows、Linuxの両サーバー環境を保護できる。

(石井 一志)