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仙台中央タクシー、クラウド型タクシー配車システム「smartaxi」を採用

 日本ユニシス株式会社は18日、仙台中央タクシー株式会社で、クラウド型タクシー配車システム「smartaxi」が稼働したと発表した。

 仙台中央タクシーは、仙台市内で最大の利用者を持つ介護タクシー運行事業者で、通院者や要介護者に向けた顧客サービスを提供している。そのサービスを強化するため、介護タクシーおよび一般タクシーにおいて、予約配車・指定配車・メッセージ送信などの機能を持つsmartaxiを採用した。

 smartaxiでは新機能も追加されている。個別の車両に対してオペレータからメッセージを送信できる「個別メッセージ機能」、配車対象の空車が見つからない場合に一時的に配車注文をストックし、後で呼び出し配車できる「配車ストック機能」、配車情報や車両へのメッセージで音声で読み上げる「音声読み上げ機能」、待機登録での順位が一番になった際に乗務員へ通知する「待機場所花番(一番)アラート機能」、オペレーター権限を持ったユーザーがマスタ管理を実行できる「オペレーターマスタ管理」、オペレーターが付け場所を自由に追加・編集できる「付け場所リストマスタ管理」、オペレーターが探車範囲(現着時間、範囲)を変更できる「探車範囲リスト変更」などだ。

 日本ユニシスでは、smartaxiを全国のタクシー会社へ展開し、今後5年で20億円の売り上げを目指す。

(川島 弘之)