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ネットマークス、事業継続支援やITインフラのクラウドサービスをタイ国内で提供

 株式会社ネットマークスのタイ現地法人Netmarks(Thailand)は14日、タイ国内でのクラウドサービス提供を11月より開始していると発表した。事業継続管理(BCM)サービスとITインフラサービスを組み合わせ、災害時でもビジネスの再稼働を迅速に行えるサービスとして提供しているという。

 このうちBCMサービスでは、ユーザー企業の重要なデータをNetmarks(Thailand)のデータセンターへリアルタイムに同期・複製可能。また、その際に必要なアプリケーションもあわせて準備できるほか、24時間365日体制でユーザー企業のサーバーを遠隔監視し、災害時には自動的に切り替える仕組みを用意しているので、最小限のダウンタイムとデータロスでビジネスを迅速に再開できるとした。

 一方のITインフラサービスでは、ファイルサーバーやメールサーバーなどを、セキュリティレベルを確保しながら提供するとのこと。また、クラウドサービスならではの特長を生かし、初期投資の削減や、規模の拡張・縮小への柔軟な対応も行えるとしている。

 Netmarks(Thailand)では、タイ国内に拠点を持つ企業を中心に拡販し、初年度20社の獲得を目指す。

(石井 一志)