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NEC、業務通達機能を追加したグループウェア新版~月額390円からのSaaS版も

 日本電気株式会社(NEC)は13日、コラボレーティブウェア「StarOffice Xシリーズ V4」の機能強化と、「StarOffice Xシリーズ」をSaaS型で提供する「OfficeForce」のサービスメニュー刷新を発表した。いずれも同日より提供される。

 「StarOffice Xシリーズ V4」は、スケジュール機能やファイル共有機能などのグループウェアを中核として、コミュニケーションに必要な機能を統合したコラボレーティブウェア。1995年の発売以降、国内の約5000社に導入されているという。

 今回は新機能として、とりまとめ部門が複数の関係部門へ指示や回答依頼を効率的に行なえる「業務通達」機能が追加された。この機能を利用すると、発信者は、受信者側の閲覧状況、通知に記載された指示に対する進ちょく、完了報告といった状態をリアルタイムで把握できるため、伝達状況把握などの管理工数を低減できるとした。

 価格は、50IDで80万円(税別)から。

 また、SaaS形態で提供されるOfficeForceでは、サービスメニューが刷新され、より安価に利用できるようになった。具体的には、メールを除くグループウェア機能を利用したいユーザー向けの「OfficeForce Blue」、メールを含めて利用したいユーザー向けの「OfficeForce Red」がラインアップされており、いずれもポータル、スケジュール管理、施設予約、掲示板、文書管理といった機能を利用できる。

 1IDあたりの価格はそれぞれ、月額390円(税別)から、月額590円(税別)から。

(石井 一志)