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日立Sol、仮想環境に最適なSSLサーバー証明書の提供を開始

マルチサーバー・マルチドメイン対応の証明書

 株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)は4日、仮想環境向けSSLサーバー証明書サービスを発表した。12月11日から提供する。

 同サービスでは、マルチサーバー・マルチドメイン環境下でコスト削減を可能にするGo Daddy製「スターフィールドSSLサーバ証明書」を提供する。

 同証明書は、単一ドメイン内であれば、1枚をドメイン内の複数サーバーで共用(複製)して台数無制限で利用できる。このため、クラウド上の仮想環境で変動するサーバー台数分や、負荷分散構成時に同時稼働するサーバー台数分の証明書を用意する必要がなく、また、サーバー増設時にも追加ライセンスが不要となる。

 さらに1枚で複数のサイトやサブドメインに対応するマルチドメイン・ライセンス(5ドメインごと)や、ワイルドカード・ライセンス(サブドメイン無制限)を提供する。1つのIPアドレスでの運用も可能なため、バーチャルホスト環境でSSLサーバー証明書を集約することもできる。

 ラインアップは、FQDN単位の「シングルドメインライセンスPLUS」、任意のサブドメイン無制限の「ワイルドカードライセンスPLUS」、任意のFQDNを5ドメインごとに課金する「マルチドメインライセンスPLUS」の3種類ごとに、ドメイン認証のみの「スタンダードSSL」、組織認証も行う「デラックスSSL」を用意する。

 価格は、シングルドメインライセンスPLUS/スタンダードSSLが1万500円、同/デラックスSSLが2万6250円。ワイルドカードライセンスPLUS/スタンダードSSLが5万7750円、同/デラックスSSLが7万3500円。マルチドメインライセンスPLUS/スタンダードSSLが4万2000円から、同/デラックスSSLが5万7750円から。

(川島 弘之)