日本マイクロソフト、「Office 2013」への無償アップグレードキャンペーンを開始


 日本マイクロソフト株式会社は19日、Office 2010のパッケージ版、またはプリインストールPCを新規に購入したユーザーを対象に、次期Office製品「Office 2013」への無償アップグレード権を提供する「次期Office無償アップグレードプログラム」を発表した。

 指定期間中にライセンス認証(アクティベーション)を完了したユーザーが対象で、期間はパッケージ版は10月19日から次期Office発売前日まで、プリインストール版は10月19日から2013年4月30日まで。新バージョンは基本的にダウンロードでの提供となり、DVDメディアによる提供(実費が必要)も予定されているが、費用などの詳細は公開されていない。

 今回の無償アップグレードは、次期OfficeのRTM時に提供が予告されていたキャンペーン。例えばパッケージ版の場合は購入した製品をインストール後、対象期間中にライセンス認証を完了し、キャンペーンのWebサイトから申し込む必要がある。期間中の購入ではなく、期間中のライセンス認証が必須になるので、その点には注意したい。またキャンペーンサイトでの申し込みの際には、Microsoftアカウント(旧Windows Live ID)が必要になる。

 次期Officeのダウンロードは、2013年第1四半期に予定されている製品の発売日以降に開始され、ダウンロード開始の通知メール、あるいはプリインストールPCのデスクトップにあるOfficeアイコンからダウンロードサイトへアクセスし、次期Officeのダウンロードやプロダクトキーの入手を行えるようになる。ただし、プロダクトキーを入手できるのは2013年5月31日までに制限されているとのこと。

 なお、試用版やOffice Starter 2010、ボリュームライセンス版(自宅使用プログラムなどを含む)、Word 2010やPublisher 2010といった単体製品はこのキャンペーンの対象外である。

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