ゾーホー、構成を図示できるサーバー・ネットワーク監視ツール新版


ビジネスビュー画面

 ゾーホージャパン株式会社(以下、ゾーホー)は10日、サーバー・ネットワーク統合監視ツールの新版「ManageEngine OpManager 9.1」を発売した。

 同製品は、仮想・物理サーバー、ネットワーク機器、アプリケーション、Syslog、イベントログに至るまで総合的なサーバー・ネットワーク監視を行うツール。マルチベンダーで構成される複雑な企業内ネットワークの構成と状態を可視化し、運用管理負荷を軽減してくれる。

 新版では、新たに「ネットワーク構成図の作成機能(ビジネスビュー)」を日本語対応させ、カスタマイズ性も向上させた。ビジネスビューは、サーバー・ネットワーク環境をビジュアル化したネットワーク構成図を作成する機能。日本地図やフロアマップ、サーバーラック構成図などの背景画像上に監視対象の機器を自由に配置し、装置間の関係を表すリンクを描画することで、独自の監視ビューを作成できる。これにより、障害発生時にはアラームによる障害検知だけでなく、障害の発生場所や影響を受ける周辺機器を一目で把握できるという。

 そのほか、SSH認証でのSSHキー認証、CLI認証でのタイムアウトといった認証設定を追加し、従来よりもセキュリティを強化。また、複数の装置について、現在取得できていない監視項目を一覧することも可能となった。

 価格は監視50台までで年額17万円から。

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(川島 弘之)
2012/4/10 17:23