CA、アプリケーション性能管理製品の新版「CA Application Performance Management 9.1」


 CA Technologiesは16日、アプリケーション性能管理(APM)製品の新版「CA Application Performance Management(APM) 9.1」を発表した。価格は120万円(税別)からで、同日より出荷を開始する。

 CA APMは、アプリケーション性能の可視化と管理を行う製品。従来のオンプレミス型アプリケーションのみならず、クラウド環境を含めたさまざまな環境を、実際にシステムを利用しているエンドユーザーの視点に立って可視化し、企業におけるアプリケーション管理を支援するという。

 新版では、「CA Application Delivery Analysis」「CA Service Operations Insight」との連携により、ユーザー企業におけるのビジネストランザクション性能を、これに依存するアプリケーション、ネットワーク、インフラの各コンポーネントに関連付けて、グラフィカルに表示できるようになる。これにより、アプリケーションだけでなく、ネットワーク、サーバー、データベースに起因するトランザクションの問題を素早く特定・診断・解決できるとのこと。

 また、1つのアプライアンスで、アプリケーションおよびネットワークを含めた統合的な監視を実現する「マルチポート・コレクタ・アプライアンス」を提供するほか、大規模環境での利用を想定して「Enterprise Manager」を強化し、クラスタ環境をまたがった統合ビューが用意される。

 このほか、エージェントにおけるCPU・メモリなどのリソース負荷の軽減、「Application Triage Map」機能によるグラフィカルなビューの提供などが行われている。

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