キッセイコムテック、iPadへ配信できるカタログ管理システム「SmartLibrary」


 キッセイコムテック株式会社は5日、iPad向けのコンテンツ管理システム「SmartLibrary」を発売した。

 SmartLibraryは、製品カタログや動画・画像などのデジタルコンテンツを登録・管理するサーバーシステムと、それらを閲覧するiPadアプリで構成される製品。企業が保有する大量の資料をサーバーで一元管理するとともに、複数台のiPadへの配信機能を備える。

 従来、大量の製品カタログを持ち歩いていた営業活動を、電子カタログや動画の活用で訴求力を高めると同時に、ペーパーレス化による印刷コストの削減を実現する。

大量の資料をiPad 1台に

 Webブラウザ上で動作するサーバーシステムでは、大量の資料をドラッグ&ドロップで簡単に登録可能。登録後はボタン1つでiPadへ一括配信できる。また、資料の改訂・差し替えも簡単なので、情報の統制が容易になるという。

資料を一元管理するWebベースの管理システム

 iPadアプリでは、シンプルなインターフェイスで直感操作を実現。ラベル検索、履歴表示、ページ一覧など、資料の閲覧・検索に便利な機能を、画面を数回タッチするだけで利用できる。

iPadアプリは軽快に操作できる

 対応ファイル形式は、PDF、動画(MP4/M4V)、画像(JPG/JPEG/PNG)。価格は、システム一式(100ユーザーまで)で73万5000円。iPad端末費用、サーバー費用、システム導入・保守費用は除く。

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(川島 弘之)
2011/10/5 16:17