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キッセイコムテック、iPad向けコンテンツ管理システムを強化

 キッセイコムテック株式会社は15日、iPad向けのコンテンツ管理システム「SmartLibrary」の機能強化を行うと発表した。基本機能を強化するとともに、4つのオプション機能を新たに提供する。

 SmartLibraryは、商品カタログやプレゼンテーション資料、プロモーションビデオなどのデジタルコンテンツを一元管理し、iPadを使って閲覧できるようにするシステム。デジタルコンテンツを登録・管理するサーバーシステムと、それらを閲覧するためのiPad向けアプリから構成される。

 今回の強化では、資料上に手書きメモが残せる機能や、ほかのアプリケーションとの連携機能など、システムの利便性を向上させる機能が基本機能に追加された。

 また、従来はカスタマイズ開発で提供してきた機能をオプションとして提供する。具体的には、1)登録コンテンツの自動スライドショー、カテゴリ別の背景画像設定などを可能にする店舗向け機能、2)社内会議などで情報共有に利用できる画面同期機能、3)iPadの操作ログを記録し、iPadやコンテンツの活用状況の確認を一目で行えるアクセスログ集計機能、4)PCでもiPadと同様のコンテンツを閲覧できるWebビューア機能の4つ。

 価格は、iPad×100ユーザーの場合、システム一式で73万5000円から。オプション機能は1つにつき10万5000円となっている。

(石井 一志)