キヤノンソフト情報システム、スマートフォン向けUIを搭載したWebメールシステム新版


受信トレイのイメージ

 キヤノンソフト情報システム株式会社は8日、Webメールシステム「CatchMe@MAIL Plus」をスマートフォンに対応させ、同日より提供開始する。価格は、50ユーザーで30万円(税別)から。

 CatchMe@MAIL Plusは、Webブラウザ上でメールの送受信を可能にするWebメールサーバーソフト。Webブラウザがあれば特にプラグインをインストールする必要もないため、社内メールシステムをWebメール化し、外出先からも使いやすいようにできるほか、ISPのフリーメールサービスなどでも利用されているという。

 従来版では、リッチクライアント環境を実現する「Standard」と、低速回線や低スペックPCでの利用に適した「Light」、携帯電話専用画面(3キャリア対応)の3つのインターフェイスをサポートしていたが、新版ではスマートフォン/タブレット端末向けのインターフェイスが新たに搭載された。

 この新しいユーザーインターフェイス(UI)は、タッチパネルの利用に最適化されており、従来の携帯電話用と比べて、より直感的な操作が可能。また、端末にメールデータを残さない、Webメールならではのメリットを生かし、セキュアなメールの送受信が可能としている。

 対応するスマートフォンは、iOS 4.0以降のiPhone/iPad、Android 2.1以降のスマートフォン/タブレット端末。

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(石井 一志)
2011/4/8 10:00