NTT Com、社外と安全にファイルを受け渡しするソリューション「V-PackDRMタイプ」


 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は25日、社外の取引先などと安全にファイルを送受信できるソリューション「V-PackDRMタイプ」を発表した。3月1日より提供を開始する。

 V-PackDRMタイプは、クラウド上にあるサーバーを通じて、重要なファイルを社外と安全に受け渡せるようにするソリューション。Excel/Word/PowerPoint、テキスト、PDF、画像、動画などさまざまな形式ファイルに対し、利用権限を設定できるほか、送信先のユーザーを登録しなくても、メールアドレスを指定するだけで、容易にファイルを送信可能という。

 また、受け渡すファイルは、送信後もネットワーク経由でファイルの利用権限変更、利用停止が可能なため、意に反してファイルが流通してしまった場合でも、ファイルの利用を即座に停止できる。さらに、ファイル送信・権限変更の履歴や、ファイル受信者の利用履歴を取得する機能も備えた。

 価格は、初期費用が10万円、月額料金は10万円からで、最小50IDから、10ID単位で増やすことができる。なおNTT Comでは、クラウド型以外にオンプレミス型での導入も対応するほか、社内システムとの連携、業務シーンにあわせたカスタマイズなど、個別の要望にも対応するとしている。

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(石井 一志)
2011/2/25 17:22