ドリーム・アーツ、APIを拡充した「ひびきSm@rtDB」新版


 株式会社ドリーム・アーツは17日、Webデータベース(DB)新版「ひびきSm@rtDB Ver.2.3」を発表した。価格は1000ユーザーの場合、9450円/ユーザー。18日より販売する。

 ひびきSm@rtDBは、Web DB型BPMプラットフォーム。企業における情報を管理・共有する「Web DB」、文書をセキュアに管理し検索できる「文書管理」、業務プロセスを見える化する「ワークフロー」などの機能を備え、非定型業務を効率化する。

 新版では、公開APIを大幅に拡充。他システムとの連携、業務独自の処理を行うアプリケーション設計などを柔軟にした。豊富な汎用部品に加えて、APIによる柔軟なカスタマイズが可能になったことで、対応業務カバレッジが飛躍的に拡大したという。

 加えて、APIを利用した独自の処理を挿入できるアクション部品も追加。例えば、交通費精算時に入力した経路の運賃を外部の経路検索サービスから取得するといった連携も可能となる。

 また、登録された情報や業務処理結果の一覧・閲覧画面においては、特定の条件に合致する場合に指定した書式で表示する機能を追加。例えば「緊急度が高い」「期限が迫っている」などのステータスに合わせて、背景色を変えるなどの設定が可能という。

 セキュリティ面では、従来からのアクセスコントロールに加え、あらかじめ指定したブロック単位で情報の表示・非常時、印刷、CSV出力の可否が設定可能となった。「必要な人だけに見せる」「印刷やCSV出力の対象を限定する」といった統制もきめ細かく対応できる。

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