日立システム、ドリーム・アーツ製のポータル型グループウェアを販売


INSUITE Enterpriseの画面例

 株式会社日立システムアンドサービス(以下、日立システム)は5月12日、株式会社ドリーム・アーツと販売代理店契約を締結し、企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE Enterprise」と、同製品上で効率的なデータ管理を実現するWebデータベース「ひびき Sm@rtDB」の販売を開始した。

 INSUITE Enterpriseは、グループウェア/ポータル/ワークフローで構成される製品。グループウェア/ポータルでは、豊富なプッシュ型情報共有機能を備えるほか、簡単なコンテンツ作成、運用管理の負荷軽減が可能。ワークフロー/データベースとのシームレスな連携も実現している。

 ワークフローでは、GUIによる容易な作成のほか、コンテンツの一元管理が可能。堅牢なセキュリティも備え、大規模運用にも対応する。

 一方のひびき Sm@rtDBは、大規模組織のビジネス現場で利用可能な文書データベース。直感的なWebデータベース機能、きめ細かなセキュリティを実現できる文書管理機能、ワークフローを構築するためのプロセスエンジンなどを備え、幅広い業務で利用できる。

 日立システムでは、INSUITE Enterpriseを「グループウェア統合ソリューション」の製品ラインに追加し、ユーザーのニーズに合わせて、グループウェアの選定・導入、システムの企画・設計・開発・保守・運用に至るトータルソリューションを提供する方針。

 1000ユーザーの価格は、グループウェアが567万円から、ポータルが483万円から、ワークフローが231万円から、ひびきSm@rtDBが945万円から。同社では2012年度までに約5億円の販売をめざす。



(川島 弘之)

2010/5/14 18:11