ブルーコート、IPv6対応のWAN最適化ソリューションを発表~IPv4/v6混在環境にも対応


 ブルーコートシステムズ合同会社(以下、ブルーコート)は17日、IPv6に対応したWAN最適化ソリューションを発表した。Proxy/WAN高速化アプライアンス「Blue Coat ProxySG」のOSを最新の「SGOS 6.1.3」にすれば、IPv4/v6いずれか、あるいは混在の環境でWANの最適化を行えるようになる。

 ブルーコートによると、他社の製品では、IPv6のコンテンツとアプリケーションが競合すると、IPv6によりほとんどのアプリケーション固有の最適化が無効になってしまうが、IPv6対応のBlue Coat ProxySGでは、CIFS、MAPI、HTTP、SSL、RTMP、RTSPのアプリケーションレベルの最適化、およびその他のアプリケーション固有の最適化を実行できるという。

 またBlue Coat ProxySGは、OSのバージョンが「SGOS 5.5」以降の場合、IPv4/v6のトランスレータとして動作するようになっている。このため、IPv4とIPv6間でユーザー、ネットワーク、デバイス、コンテンツおよびアプリケーションが混在する場合に生じる非互換性の問題を、自動的かつ透過的に解決できるとしている。

 なお、IPv6関連機能を用いても、追加の料金は一切発生しないとのこと。

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