CTC、データベースマシン「Oracle Exadata」のSpecialization認定を取得


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は15日、日本オラクルの新たな認定制度「Specialization」において、「Oracle Exadata Specialization」に認定されたと発表した。同認定の取得は、国内では初めてという。

 Exadataは、データウェアハウス(DWH)とOLTP処理を高速化でき、データベース統合にも活用可能な“データベースマシン”。ソフトウェアとハードウェアを組み合わせた上で最適化して提供され、迅速な導入が可能といった特徴を持つ。

 CTCはこのExadataを、株式会社ゲオをはじめ、金融、公共、メディアなどのさまざまな顧客に導入しており、これを基盤としたデータベース統合、DWHシステムの構築・運用サービスにおいても、多くの実績を持つ。また、Exadataをはじめとする最新データベースソリューションを取りそろえた「Oracle Performance Lab」を自社内に開設しており、顧客の環境により近い環境で、システムの評価・検証を行える体制を整えている。

 今回は、CTCが厳しい評価基準をクリアするとともに、これまでの実績や強みが評価されたため、Oracle Exadata Specializationにつながったとのこと。CTCでは、すでに提供している構築、運用、移行支援といったサービスに加えて、今後は「Oracle Exadataバックアップサービス」などを提供する予定で、さらに、日本オラクルとの共同セミナーを全国で開催し、両社が協力して販売活動の強化を図るとしている。

 なおCTCではすでに、「Oracle Database」「Oracle Real Application Clusters」「Oracle Database Performance Tuning」「Oracle Data Warehousing」「Oracle Solaris」「Oracle Linux」の各分野で、「Specialization」認定を取得している。

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