NTTソフト、中堅企業向けのクラウド型BIソリューション


 NTTソフトウェア株式会社(NTTソフト)は27日、中堅企業向けにクラウド型BIソリューション「InfoCabina Cloud BI」を発表した。28日より販売する。

 新サービスは、経営情報を見える化し迅速な意志決定を支援するBIソリューション「InfoCabina」のクラウド版。DWHやBIツールを自社で用意する必要がなく、従来のパッケージを導入する場合と比べ、導入時から3年間にかかるコストを最大3/4に削減できるという。

 併せて、BIソリューションで同社が蓄積したノウハウを基に、導入支援コンサルティングサービスも提供。BIを効率的に活用するための分析方法や業務設計をサポートするため、専任担当者が不在でも利用できるとしている。

 標準でDWHとBIツールが提供され、オプションでETLも提供される。分析データは、ODBCやOCIによるデータベース接続のほか、CSVでクラウド環境へ投入する形。30名程度の利用を想定した価格は、初期費用が10万円、月額費用が25万円から。NTTソフトでは、BIに興味はあるものの、システム導入・運用費用が高価で手が出せなかった中堅企業に訴求し、今後3年間で20社への販売を目指す。

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(川島 弘之)
2011/1/27 18:11