マイクロソフト、1月の月例パッチはWindows関連の2件


 マイクロソフト株式会社は7日、1月12日にセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の公開を予定している2件のセキュリティ情報の事前通知を公開した。脆弱性の深刻度は、4段階で最も高い“緊急”が1件、2番目に高い“重要”が1件。いずれもWindows関連の脆弱性を修正する。

 最大深刻度が“緊急”の1件は、Windows 7/Vista/XPおよびWindows Server 2008 R2/2008/2003と、現在マイクロソフトがサポートしているすべてのOSに影響がある。脆弱性の深刻度は、クライアントOSのWindows 7/Vista/XPが“緊急”、サーバーOSのWindows Server 2008 R2/2008/2003では一段低い“重要”となっている。

 最大深刻度が“重要”の1件は、Windows Vistaのみが対象となっている。

 また、2010年12月24日にはInternet Explorer 8/7/6に関する脆弱性情報が公開されており、1月5日にはWindowsのグラフィックレンダリングエンジンに関する脆弱性情報が公開されている。米Microsoft Sercurity Response Centerによると、今回の月例パッチにはこれら2件の脆弱性に対する修正は含まれないという。

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