日立ソリューションズ、情報・知識共有基盤「InWeave」新製品~SaaSも開始


 株式会社日立ソリューションズは21日、情報・知識共有基盤の新製品「InWeave Collaboration/Enterprise Edition」と、同基盤のクラウドサービス「InWeave for SaaS」を発表した。前者を24日より、後者を2011年1月31日より提供する。

 InWeave Collaborationは、ソーシャルメディアを採り入れたコミュニケーション基盤製品。ブログ・Wiki・SNSなどを活用し、業務知識・ノウハウの可視化・共有化を実現する。

 従来より「InWeave Collaboration/Standard Edition」を提供しているが、今回、複数データベースの横断検索機能、ケータイ向けインターフェイス、英語表示機能などを付加し、機能強化版として「同/Enterprise Edition」を発表した。

 一方、「InWeave for SaaS」は、ブログ・Wiki・SNSを主機能として、知識・ノウハウを共有するための月額SaaSサービス。「近年、ビジネス環境の変化に伴い、情報共有の範囲は海外拠点や社外パートナーにも広がっている。しかし、セットアップの手間やセキュリティポリシーの観点で利用が制限されることも少なくない」(同社)とし、SaaS版の提供に踏み切った。短期間で利用開始でき、セキュアなクラウド環境にアクセスして利用するため、社外からも安全に情報共有が可能という。

 価格は、「InWeave Collaboration/Enterprise Edition」が525万円/CPU、「InWeave for SaaS」が初期費用36万7500円、月額費用788円/ユーザー。

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