NEC、基幹業務サーバーACOSの新大型機~処理性能20%向上
i-PX9000 モデル A300 |
日本電気株式会社(NEC)は5日、基幹業務サーバーACOSシリーズの新大型機「i-PX9000 モデル A300」のレンタル販売を開始した。周辺装置(ストレージ、仮想テープ装置)込みの最小構成で、レンタル料が月額1170万円(税別)から。出荷は12月24日より。
新製品は、「i-PX9000 モデル A200」の後継モデル。最下位機種の「同 A312」から最上位機種「同 A3PZ」まで計17機種をラインアップしている。
複数CPUを同期させ、装置全体として効率的な処理が行われるよう制御する「マルチプロセッサ制御方式」を強化し、処理性能を最大20%向上した。またACOSシリーズ大型機で初めて、電気チャネルと光チャネルの2種類のI/Oプロセッサを統合した「統合I/Oプロセッサ」を搭載。これにより、消費電力も最大20%削減している。
加えて、新OS「ACOS-4/MX」を搭載。従来より提供している、オープンサーバーからACOS-4上の基幹データベースへ直接アクセスする機能に加え、逆方向となるACOS-4からオープンサーバー上のデータベースへのダイレクトアクセスにも対応。両システムにおけるシームレスなデータ処理を実現した。