アクシスとネットギア、IP監視カメラとPoEスイッチの普及促進で販売提携


 アクシスコミュニケーションズ株式会社(アクシス)とネットギアジャパン株式会社(ネットギア)は27日、両社の販売提携を強化すると発表した。IP監視カメラの普及に向け、PoE給電対応スイッチとの連携を積極的に行っていくという。

 今回の販売提携では、国内でも急増している、IP監視カメラ設置のニーズに応えることが目的。IP化が進む管理カメラの設置に際しては、設置工事が簡便な、PoEによるカメラへの給電を採用するケースが多くなっているが、IP対応のカメラはアナログと比べて高価なことが、導入障壁の1つになっているという。

 これに対して、アクシスではボックス型の「M11シリーズ」など、5万円を下回る価格のカメラを提供しているほか、ネットギアも、低価格帯のPoE給電対応スイッチをラインアップしており、両社の製品を用いることで、中小規模のIP監視システムにおいて、設置コストの低減を実現できるという。

 今回、両社ではこの提携の第1弾として、共通する販売代理店のダイワボウ情報システムを経由し、ネットギアのPoE給電スイッチ3製品と、アクシスのネットワークカメラ4製品を組み合わせたお得なパッケージを、12月末まで販売する。

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(石井 一志)
2010/10/27 14:52